マッツ・ミケルセン演じるハンニバル・レクター博士。映画とは違い、色気ムンムンのレクター博士のその魅力にせまります。
凛っ!
海外ドラマ版のマッツ・ミケルセン演じるハンニバル・レクター博士。映画とは違い、色気ムンムンのレクター博士のその魅力にせまります。
あふれる気品。どこから観ても紳士のお手本のようなレクター博士。
なんといっても、レクター博士の最大の魅力は紳士のなかの紳士だという、その立ち振舞。
素敵なスーツを身にまとい、清潔感と落ち着きのある凛とした所作はまさに英国紳士のお手本のようなレクター博士。
社交ダンスも格好良くくコナシてしまう多才さ。
女性なら、エスコートされて嫌な気はしないはずである。
溢れんばかりの最強な知性。
元外科医でもあり、現在は著名な精神科医でもあるレクター博士。
レクター博士にとっては外国であるイタリア・フィレンツェでは鼻持ちならないイタリアの学者からの、ルネサンス以前の、フィレンツェなど知らないだろ?という意地悪な挑発に対して、、
ダンテのソネットの一説を引用して、公然と受けた辱めをあっという間に跳ね返し賞賛の拍手をもらうという、博学さ。メモなしでダンテについての講義をしろと言われてもタジロギもせず、快く引き受けた。
のちに、その意地悪な学者はいとも簡単にレクター博士の餌食となってしまうという、お粗末な結果に…。
プロ顔負けの料理の腕前。
元外科医ということもあり、ナイフさばきにその器用さと緻密さが溢れ出ている。
調理スタイルも、スーツのままキッチンを動き回る。
たくさん並ぶ食材すらも規律正しく美しく加工されていく。
それが人間の内蔵であってもだ。
レクター博士の食事会に招かれた人々は、みな一様に舌鼓を打っている。
レシピは多岐にわたり、民族料理や懐石料理にまで及ぶ。
先にレシピを決めてから、殺戮をする場合もあるようだが…。
気品と知性の裏側に持つ、猛獣のような凶暴性。
この凶暴性こそが、レクター博士たらしめる真骨頂である。
普段の落ち着きからは、考えられない程のアグレッシブな動き。
ほとばしる殺意。
殺し屋としても一流であろうレクター博士の戦闘力は、一度捉えた獲物は逃さない圧倒的な強さと迫力に満ちている。
※意地悪なフィレンツェの学者の残念な最期。
写真ではわからない、レクター博士の所作の優雅さ。
いかがでしたか?レクター博士の魅力が少しは伝わっていることを願います。
やっぱり写真ではわからない!実際に動いているレクター博士を観なけれがその所作の優雅さは伝わらないでしょう…。
2017年9月現在であれば、huluでも観れますしレンタルDVDレンタルでも観られます。