ナルコス ドラマ ネタバレ感想/実話の迫力。ドラマなのかドキュメントなのか麻薬マフィアの怖さがヒシヒシと…
Lo más adictivo, es el poder. #Narcos llega el 28 de agosto. pic.twitter.com/0vhJx4aU79— Netflix LATAM (@NetflixLAT) 2015年7月30日
ナルコス 海外ドラマ ざっとしたあらすじ
ほとんどが現実に起きた実話に沿っています。
シーズン1からシーズン2は…
貧困国である南米コロンビアには、最たる産業が無いため麻薬ビジネスが経済を動かしていた。
その麻薬ビジネスの頂点に立ったのが、パブロ・エスコバル。
頭脳明晰な彼は、仲間の裏切り会いでの殺し合いを勝ち抜き、警察官を毎年400人づつ殺し、警官の死者は数千人、ジャンボ機を爆破墜落させ乗客も皆殺しにするほど前代未聞の冷酷さと残虐さで世界第2位の麻薬組織、メデジン・カルテルという王国を作り上げる。
貧困国であるコロンビアの国民は、麻薬ビジネスではあるが国が潤い、仕事を生み出し街までもその金で作ってしまうパブロ・エスコバルを国のヒーローとして祭り上げるようになり、重罪犯罪者でありながらも一時は政治家にもなり、大統領候補と謳われるようにまでなっていた。
コロンビア政府・役人・警察・軍隊までもを買収し意のままに動かしていたパブロだが重罪犯罪者であることに変わりはない、その栄光は長くは続かなかった。パブロが密輸する麻薬がアメリカ合衆国で社会問題になっており、アメリカ側からDEAが派遣されパブロ征伐に拍車がかかった。
DEA捜査官の二人組は、アメリカ政府の思惑での圧力や買収されたコロンビアの役人や国民に阻まれ、正義を全うすることができない苦難を乗り越えながら、なんとか宿敵パブロ・エスコバルの息の根を止めることに成功する。
シーズン3は…
Clever. Discrete. Deadly. #Narcos pic.twitter.com/R87O62KRAz
— Narcos (@NarcosNetflix) 2017年9月5日
世界代2位の麻薬カルテルであったメデジン・カルテルもパブロ・エスコバルの死によって、その影響力は失われ崩壊する。
もともと世界最大のカルテルであった、カリ・カルテルがメデジン・カルテルを飲み込む形となった。より強大化した麻薬組織はその勢いをさらに増し、パブロ征伐もよりも遥かに厄介な奴らを相手としなければならなくなったDEAだが、多くの犠牲を払いながらもボス4人を勾留することに成功する。
しかし親分を捕まえても、麻薬組織が無くなるわけではなく、新しい親分が誕生するまでの時間稼ぎに過ぎずトカゲのしっぽ切りにも見えた。
シーズン4では麻薬王国の本拠地であるメキシコが舞台だ。
ナルコスドラマの見どころ ベスト5
ナルコス ドラマの見どころは上げれば数限りなくありますが、そこのところをあえてベスト5にギュッとしてお伝えします。
ナルコス ドラマ 見どころ1 実際に起きている事件に沿ったストーリー
Pacho Hélmer Herrera. A true patrón. #Narcos pic.twitter.com/9tXb0PcZze
— Narcos (@NarcosNetflix) 2017年9月9日
実際の残虐で凄惨な殺人現場のニュース映像が、頻繁に挟み込まれており現実に起きていたことの恐ろしさに身の毛がよだつ。
ナルコス ドラマ 見どころ2 容赦なく仲間を殺すカルテルの人たち
The Cali Cartel used the Cauca River to make “problems” disappear. #Narcos pic.twitter.com/LyykObMkf9
— Narcos (@NarcosNetflix) 2017年9月2日
とにかく人が死ぬ。カルテルの殺し方が半端なく残虐。見せしめをしてその力を誇示するのがやり方らしいが、絶対に就職したくない業界であることがわかる。
With the Cali Cartel, you never see it coming. #Narcos pic.twitter.com/yh2H4iG0L6
— Narcos (@NarcosNetflix) 2016年9月28日
ナルコス ドラマ 見どころ3 金と暴力の力を思い知らされる。
The Cali Cartel brought in billions, and Miguel kept track of every dime. #Narcos pic.twitter.com/uqwpz8L1QK
— Narcos (@NarcosNetflix) 2017年9月12日
とにかく買収される、警官・役人・軍隊。果ては大統領までもが…。
しかし、金に目がくらんだだけで汚職したわけではなく、金を受け取らなければ家族もろとも皆殺しにされるという二者択一を迫られるわけだから、よほどの正義感がなければ務まらないでしょう。
悪を法律で取り締まるはずの責任者である、検事総長までもが買収されたらもう正義なんて無い。
あなたなら、買収されますか?
ナルコス ドラマ 見どころ4 腐敗や脅迫にも決して屈しない男たち
Just like his tactics, this information about Carrillo may surprise you: https://t.co/ED7R8E4sY9 #Narcopedia #Narcos pic.twitter.com/MfHANOj20P
— Narcos (@NarcosNetflix) 2016年9月24日
Murphy and Peña: getting it done since December 2, 1993 @NarcosNetflix pic.twitter.com/G6w4cKGoWK
— Netflix US (@netflix) 2016年9月3日
汚職まみれの職場において、何度も身の危険にさらされ家族にも脅威が及んでも決して悪に屈しない男たちがいる。
その不屈の男たちの存在が、ナルコスというドラマにならしめた大きな要因であろうと思う。
ナルコス ドラマ 見どころ5 個人的に一番恐いと思った男
ダビド・ロドリゲス
ナルコス ドラマ上たくさんの極悪人はいたが、個人的な意見だが一番切れやすいヤバイ男はこいつに違いないと思った。
彼が出てくるシーンの緊張感をぜひ楽しんでほしい。
ナルコス ドラマはとにかく強くオススメしたい一品
サスペンスや、ホラーな作品はたくさんあると思いますが、リアルな戦慄や殺されるかもしれないといった恐怖を体感できる作品です。
麻薬でビジネスに手を染めた男の生き様や、それに立ち向かう男たちの生き様も現実の出来事に沿って見ることができるのと、麻薬が抱える社会問題をくわしく見ることもできる。
シーズン4は2018年11月ネットフィリックス配信予定ですが、すでにリアルな怖さを実証するエピソードとして、
麻薬ビジネスの本拠地メキシコが次回の舞台となるそうですが、製作にあたりロケ地を選定するディレクターさんがいたのですが、メキシコ現地でロケハン中移動していた車が銃撃されてディレクターさんが死亡。
メキシコでの撮影が危惧され、コロンビアでの撮影に変更かもしれないとの発表がありました。
やはりメキシコの麻薬カルテルが、この作品を良く思っていないのでしょうかね。
そんなきな臭さを漂わせながらの、ナルコス ドラマシーズン4
ぜひご視聴あれ。